2020年の写真撮影を振り返ってみた:LUMIX S5 デビューと LUMIX G9 どうする?

2020年はコロナ一色となり、変化に富んだ年となりました。

そんな中、筆者もとうとうフルサイズ・ミラーレス一眼「パナソニック LUMIX S5」を導入。マイクロフォーサーズ歴も8年目に突入しました。

昨年と同じようにどんなカメラ生活をしたのか振り返ってみました。

使用したカメラボディとレンズ

2020年前半は相変わらず「パナソニック LUMIX G9」と「オリンパス M.ZUIKO 12-100mm F4.0」の組み合わせが最強でした。

2020年後半は新たに導入された「パナソニック LUMIX DC-S5」と「パナソニック LUMIX S 20-60mm / F3.5-5.6」が多くなっているのですが、それでも「G9 + 12-100mm」も変わらず活躍しました。

しかし総撮影数は昨年から20%も減少しました。やはりコロナで外に行くことが少なかったからですね。

2020年写真撮影でのボディ・レンズの利用回数はざっくりと以下のようになりました。

ボディ名撮影枚数
パナソニック LUMIX DC-S52,800
パナソニック LUMIX DC-G98,000
パナソニック LUMIX DMC-GX8100
レンズ名撮影枚数
パナソニック LUMIX S 20-60mm / F3.5-5.62,800
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm / F4.0 IS PRO6,400
パナソニック LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0600
パナソニック LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4600
パナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7250
パナソニック LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm / F4.0-5.6250

フルサイズ機「LUMIX S5」「LUMIX S 20-60mm」の評価は?

初のフルサイズ機となるのですが、現時点では広角から中望遠については、日常のスナップ写真から風景写真まで、全てのシーンで使っています。

「LUMIX S5」が「LUMIX G9」と比べて優っているのは、解像感、ダイナミックレンジ、高感度耐性です。特に「高感度耐性」が素晴らしいため多少ISO感度が高くなってもノイズを恐れる必要がなくなりました。

キットレンズである「LUMIX S 20-60mm」は、広角側が20mm始まりの画角で使いやすい(スマホの画角に近い広さ)ためやはり風景からスナップまで万能です。描画についても、カメラにセット販売されている便利ズームレンズという位置付けの期待値以上の写りをしています。おそらく単体のズームレンズとしてもかなり優秀かと思われます。

ISO1600もノイズ気にならず / S5 + 20-60mm / ISO1600 40mm f/5.6 1/40s
20mm広角でも歪みが少なく使いやすい / S5 + 20-60mm / ISO100 20mm f7.1 1/400s

残された「LUMIX G9」はどうなるのか?

ポテンシャルから考えると「LUMIX S5」へ全シフトすべきなのでしょうけど、結論から言うと「LUMIX G9」は現役続行です。

まず「LUMIX S5」はレンズが一つしかなく、超広角と望遠に対応できません。また、息子がカメラを使うようになってきたので、彼のメインカメラとして活躍してもらいます。

次は「LUMIX G9」に付けて利用しているレンズ別の振り返りです。

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm / F4.0 IS PRO

導入から4年目に突入しましたが、やっぱり相変わらず凄まじいレンズです。

フルサイズ換算24-200mmと広角から望遠まで、明るさ一定で撮影でき、どの画角でも素晴らしい解像感。望遠でも甘くなることはありません。

このレンズがある限りマイクロフォーサーズ機は手放さない気がします。導入時よりも数万円高くなっている・・・。

三脚なし手持ちでふらっと撮影 / G9 + 12-100mm / ISO200 66mm f/8.0 1/1000s

パナソニック LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0

昨年、見事な破損をしたのですが保険適用となり修理(ほぼ丸ごと交換)を経て復活しました!

超広角8mm(フルサイズ換算16mm)と味がある色味が魅力で、風景写真には欠かせない存在でした。

色味がいいんです / G9 + 8-18mm / ISO200 8mm f/8.0 1/500s

パナソニック LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4

フルサイズ換算50mmはレンズの王道の画角。マイクロフォーサーズ機は構造上ボケにくい規格なので、綺麗にボケるレンズは貴重です。

人物を撮るのはこのレンズが一番。載せられるサンプルが季節外れの桜しかないのが惜しいです・・・

開放のボケ味が良い / G9 + 25mm / ISO200 25mm f/1.4 1/100000s

パナソニック LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm / F4.0-5.6

フルサイズ換算90-350mmの望遠&超望遠域をカバーするレンズです。導入から8年経過しており、良いレンズはいくらでも存在するのですが、使用頻度を考えると十分な性能です。

活躍の場は、運動会、動物園、夕日を大きく撮りたい時の3つのみ!今年もしっかりと活躍しました。

描画は若干甘いが、遠くにあるものを引き寄せられる超望遠 / G9 + 45-175mm / ISO200 169mm f/5.6 1/400s

まとめ

2021年もボチボチ撮影を楽しんでいきます。もう少し落ち着いたら旅に出たいですね。

機材については、フルサイズ機に手を出したので拡張を検討(SIGMA Artシリーズが狙い)しながら、G9 + 12-100mm コンビは現役続行の両輪で運用していく予定です。

来年も良いとしでありますように・・・

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