写真のバックアップに「Amazon Photos」を利用しています。Amazonプライム会員ならば使うしかない超便利サービスです。
順調に利用していたのですが、ある日「同期」が不完全な状態で終わり、エラーが表示される状態が続くようになりました。どうやら大量データを一気に削除したときに起こるようです。アカウントの再ログインやアプリの削除・再インストールを試しても直らず、もしやサーバ側の問題では?とサポートに連絡してアレコレと見てもらいましたが解決しませんでした。
ふとWindows版のアプリケーションで試してみると、同期エラーが起こらないことがわかったので、完全にmacOS版のアプリケーションが悪い!と予想し、徹底的にアプリを削除し、再インストールしたところ、見事エラーが解決しました。
では、徹底的にAmazon Photosアプリケーションを削除する方法を紹介します。
サポートから案内されたアプリケーションの削除
- 「Finder」で「アプリケーション」を開く
- 「Amazon Photos」アプリをドラッグして「ゴミ箱」へ
- 「ゴミ箱」を空にする
サポートで案内されたのは、Macでの普通のアプリケーションの削除方法でした。残念ながらこの方法では削除しきれないため、同期エラーの解消には繋がりません。
AppCleanerを使って削除
上記方法ではアプリケーションは削除できても、関連ファイルが残ります。そこで登場するのが「AppCleaner」。
「AppCleaner」へ削除したいアプリケーションをドラッグすると、関連ファイルを探してきて削除してくれます。大抵のアプリケーションは綺麗に削除されます。
残骸を探し出して削除
しかし、今回は「AppCleaner」でも削除できないファイルがありました。
「AppCleaner」で消せないアプリはない!と信じていたので、当初はここまで考えがおよびませんでした。ともかくターミナルを開いてコマンド駆使して探してみると怪しいファイルが見つかりました。
「ターミナル」を開いて下記を実行し、ファイルリストが表示されたら残骸が残っています。
% ls ~/Library/Application\ Support/Amazon\ Cloud\ Drive
% ls ~/Library/Logs/Amazon\ Cloud\ Drive
これは設定や一時保存やログを保管しているフォルダのようなので削除してしまっても、再インストールした時に自動で再作成されます。ということでバッサリ削除しましょう(もちろん、自自己責任です)。
% rm -rf ~/Library/Application\ Support/Amazon\ Cloud\ Drive
% rm -rf ~/Library/Logs/Amazon\ Cloud\ Drive
まとめ
macOS版のAmazon Photos アプリケーションを完全に削除するには、紹介した「AppCleanerを使って削除」「残骸を探し出して削除」の順番で実施してみてください。
その後再度アプリケーションをインストールすれば復帰します。これでエラーに悩むことなく写真のバックアップが捗ります!
やはりオンラインバックアップは便利!Amazonプライム会員ならば「Amazon Photos」も追加料金なしで利用できます。