2020年6月のイベントWWDCにてお披露目となったmacOS 17番目のメジャーリリース。その名は「macOS Big Sur」。
ビッグ・サー!?またまたマニアックな場所選んだな・・・。
シエラ(Sierra)やマーベリックス(Marvericks)と同じように現地で有名な地名が選ばれ、今回の件によって世界に知られる場所となりました。アップルは地域の観光アピールにも何気に貢献していますね。
そして、またもや予想外れる。。。もう当たらないな。。。
ビッグ・サーの名前の由来は?
そもそもビッグ・サーって何?場所なのか?場所でもないのか?
カリフォルニア州の中程の太平洋に面した州道1号線(通称 PCH:Pacific Coast Highway)沿いの一帯の地名です。全米屈指に景色が良いドライブウェイで、アップルの本社があるシリコンバレーからは車で2時間位の距離の身近な観光地でもあるため、現地で知らない人はいないと思います。
筆者はロサンゼルスからビッグ・サーより南にあるサン・ルイス・オビスポまではドライブしたことがあるのですが、もう少し北に足を伸ばせばビッグ・サーまで行けた事になります。あぁ、行ければよかった・・・。
さて、PCHはカリフォルニアを南北に結ぶ海岸沿いの道です。サンフランシスやロサンゼルス、サンディエゴといった大都市を通りながらモントレー、マリブ、そして、今回のビッグサーのような景勝地も結んでいます。ビッグ・サーのような風景はアメリカ西岸ではよく目にすることができます。
次のmacOS名称の候補
だんだんとアメリカのカリフォルニア州の景勝地や地名でOSの名前になりそうなところは少なくなってきました!これまでの由来の場所と、予想の場所を地図上にプロットしてみました。
一押し!特徴的な木「ジョシュアツリー」
もうマイナーだけどここしかない!筆者の好きなカリフォルニアの国立公園である「ジョシュアツリー国立公園」。名前は「ジョシュアツリー」でしょう。その時は「ジョシュア」と略されて呼ばれることになりそうです。知名度としては Mojavi(モハべ)並みの低さですが、ビジュアル的には明らかに面白そうです。
巨木が立ち並ぶ南の「セコイア」もしくは北の「レッドウッド」
巨木の森が群生する南カリフォルニアの国立公園。もしくは、同じような巨木が生えている北カリフォルニアのレッドウッド国立公園はいつか選ばれるはずです。
北カリフォルニアにある湖「タホ」
山や海ばかりなので、湖で良いところがないかと思いついたのがココ。カリフォルニアで有名な湖ならば間違いなく「レイク・タホ」です。自然豊かなところで、夏は避暑地であり、冬はスキーリゾートとなります。名前の響きからも選びやすそうです。雪山と湖のコントラストを生かしたイメージ画像とかが使われそうです。
死の砂漠「デスバレー」
世界的に有名で使われていないのは「デスバレー国立公園」です。ここもカリフォルニア州の国立公園なのですが名前が縁起良くないので使われないでしょうね。熱暴走おこしそうですし。
セコイア、シエラのご近所「キングスキャニオン」
国立公園なのですが、セコイア国立公園と一緒に管理されていること、特徴的なものがない、そしてマイナー。さらに名前が「Kings Canyon」という特徴が少ないということで選ばれなさそうです。
すごく綺麗なところなんですけどね・・・。
何が特徴なのか不明な「ピナクルズ」
Googleマップでは国定公園となっていますが、近年、国立公園に格上げされました。しかし、ヨセミテ、レッドウッド、デスバレー、セコイアと名だたる有名国立公園と比べると特徴がなさ過ぎます・・・。逆に、モハベみたいな何か途方もない魅力をアップルは見出すのかもしれません。
肝心のOSの機能や性能は?
次のmacOSの名前も楽しみに待っています!
肝心のmacOSの機能についての評価なのですが、動き全体が軽くなってくれればそれで十分です。利用中のiMacもまだまだアップデートに対応しているので、しばらく買い替えはナシですね。