2024年8月に家族4人でロサンゼルスを訪れました。アメリカでの生活経験がある筆者のロサンゼルス旅行体験をシェアしつつ、皆さんのお役に立てそうな情報を提供していきます。何回かに分けて投稿していくので、どうぞお楽しみに!
車の運転は難しいのか?運転のコツとかあるの?
結論から言うと難しくありません!
確かに日本とは全て逆ですが、道路が広く見通しが良いところが多いので、運転は楽に感じます。郊外のドライブでは素晴らしい開放感を得られますので、是非とも体験いただきたいです。
それでは、気をつけることや知っていると便利なことをいくつか紹介します。
右側通行
基本中の基本ですが、日本と全て逆です。レンタカー借りていきなり逆走することなんてできるのか!?と考えると不安になるのですが、意外と走れます。まず、法律で決まっていることとして、アメリカでは基本的には左ハンドル車しか走っていない(現地では外車である日本車であっても左ハンドル仕様です)ので、運転者から見て、一番近くに対向車の運転手が見える状況を意識していれば自然と右側走行になります。つまり右ハンドル車を使って左車線を走っている運転者の感覚としては日本と変わらないということです。ただ、ウインカーとワイパーの操作レバーが逆なので、まぁまぁ間違えることがありますが大したことにはなりません。車線変更しようとしてワイパーが動いてしまったら笑いましょう!
赤信号での右折ができる
「赤信号でも左側から車が来ていなければ、右折しても良い」というルールがありますので、よく注意して堂々と進みましょう。安全そうな状況で進まないでいると後ろからクラクションを鳴らされることもあります。まぁ、焦らず、落ち着いて、自分のタイミングで右折しましょう。一方「NO TURN ON RED」の標識がある場合、赤信号で右折はできないのでご注意を!
チャイルドシート、ブースターシートは義務
2024年時点でカリフォルニア州では子供が8歳または、4.9フィート(約145cm)以上の背丈になるまでは、後部座席にカーシートやブースターを設置して乗せなければならない規則になっています。さらに、2歳以下の子供の場合は、40パウンド(約18.2kg)もしくは40インチの背丈になるまでは、後ろ向きでのカーシート設置が義務付けられています。この規則があるので、子供連れだと「Uber」「Lyft」を使うのが難しくなります。
フリーウェイが使えるならば極力使おう
1区間であっても使った方が速いので、どんどん使いましょう。1区間の利用でもちょこちょこ使っていると慣れていきますよ〜
フリーウェイで2人以上乗っているとカープール・レーンが使える
移動時間が圧倒的に変わりますので、ぜひ使いましょう!
フリーウェイで混雑する区間の一部で「HOV(High-occupancy vehicle) lane」と呼ばれる車線が用意されています。別の呼び方である「Carpool lane」(カー・プール・レーン)の方が一般的です。
特に通勤時間帯での混雑の際には、かなり有効で、混雑している隣のレーンを尻目にガンガン進めます。ただ、カープールレーンは、フリーウェイの出入口がある右レーンとは反対の一番左レーンに設定されているので、降りたいところで降りれない!なんてこともありえますので、気をつけてください。
路上駐車では、縁石の色に注意
路上駐車はできるところとそうでないところが明確に決まっています。縁石の色で判断できます。
緑:短時間だけ駐車が可能。何分駐車できるかの確認を忘れずに。縁石に直接時間が書いてあったり、近くに看板が立っていることがほとんどです。
青:障害者専用スペース。証明書やプラカードが必要です。
白:同乗者の乗り降りや郵便物を受け取る時など短い時間の駐車が可能。
黄:荷物や人の乗り降りは可能ですが、運転手は車から降りてはいけません。
赤:停止、駐車はできません。
色のついていないところでも、消火栓の前後15フィート(約4.5m)以内には駐車できません。また、条件付きの駐車時間を設定しているところも沢山あるのでよく読んで路駐しましょう。
有料の場合は、各スポットにあるパーキングメーターで支払うか、近くにあるパーキングステーションで車を停めたスポットの縁石の番号を入力して支払います。いずれも時間をちゃんと守りましょう!
踏切では止まらない
踏切では遮断機が降りていなければ、安全に注意して、一時停止することなく進んでください!逆に止まると危ないです!ロサンゼルス近郊では鉄道も走っているため、踏切が偶にあります。
緊急車両を見かけたら対向車線であっても道路脇に避けて停車を
警察、消防、救急車、どれも日本とは比較にならない程の大きなサイレンとスピードと迫力で走行しています。特にパトカーは凄まじいです!必ず道路右脇に避けて停車しましょう!