父、祖父共にカメラ好きだったため既に使われておらず眠っていたオールドレンズを譲り受けたところかなりの数になりました。保管状態はどれも素晴らしく良く、傷があったり、カビが生えているものは一つもありませんでした。
実際にレンズを見てみると作りが非常にしっかりと丁寧で工業品としてのクオリティもかなり高いです。コレクションとしても所有欲を満たしてくれる品々です。
マイクロフォーサーズ規格のカメラではレンズとカメラボディの間に「マウントアダブター」を装着することで利用できます。マウントアダプターは価格の安いものから高いものまでありますが、手軽に楽しむのであれば「K&F Concept マウントアダプターシリーズ」がおすすめです。マウントの種類も豊富です。
実際オールドレンズで撮影するとどうなる?
焦点距離が全て2倍になるため、広角レンズは中望遠レンズ並みの扱いになります。25mmのレンズだと50mmの画角になるので使いやすいのですが、広角を扱うのは不利になってしまいます。
ピントは全てマニュアル操作となります。気楽に撮影ということはできないですが、このマニュアル操作自体を楽しむこともできます。
EXIF情報が残りません。良い写真が撮れた時のカメラやレンズの設定はEXIF情報として残っていて欲しいのですが、残念ながらレンズに関する情報が一切残りません。複数のオールドレンズを持ち出してレンズ交換すると、どちらのレンズで写真を撮ったのかさえ覚えておくことは難しくなります。
オリンパス OM Zuiko レンズ一覧
OMシリーズの初代機であるOM-1の誕生は昭和48年(1973年)。レンズ達もこの頃から発売されたのでしょう。実際にはOM-1、OM-2に装着して使われていたようです。既に30年から40年程経っていることになりますが、外観は美しくちゃんと写ります。
- Zuiko AUTO-FISHEYE 16mm/F3.5
- Zuiko AUTO-W 21mm/F3.5
- Zuiko MC AUTO-W 24mm/F2
- Zuiko MC AUTO-W 28mm/F2.8
- Zuiko MC AUTO-W 28mm/F3.5
- Zuiko AUTO-S 40mm/F2
- Zuiko AUTO-S 50mm/F1.8
- Zuiko AUTO-T 100mm/F2.8
- Zuiko MC MACRO 50mm/F3.5
- Zuiko MC MACRO 80mm/F4
- Zuiko MC MACRO 135mm/F4.5
おすすめのマウントアダプター
ニコンFマウント Nikkor レンズ一覧
ニッコールオートと呼ばれるレンズでニコンFに装着して使われていたようです。製造番号が刻印されているので製造年代が特定できます。
どうやら1960年から1970年に作られたものが多いです。古いものは50年以上経っている事になるのですが写ります。
- Nikkor-S Auto 35mm/F2.8
- Nikkor GN Auto 45mm/F2.8
- Nikkor-S Auto 58mm/F1.4
- Micro-Nikkor Auto 55mm/F3.5
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