カナディアン・ロッキーの旅では様々な野生動物に会うことができました。いろいろな旅のウェブサイトのコメントやカナダ国立公園のウェブサイトに紹介があった場所を中心に回っていたら、かなりの種類を見ましたので一挙に紹介です。
グリズリー
コロンビア大氷原からバンフに戻る帰り道、車が道路上で止まっており何事かと話しかけた「Bear is there」というので指さされた方向を見ると、すぐ近くに熊が!
道路脇なので周りの物音を気にしながらも一心に食事をしていました。食べているのは大好物の「バッファロー・ベリー」。この「バッファロー・ベリー」がある地区はグリズリーが多く出没するのでキャンプ場などは閉鎖されることがあるそうです。今回、出会ったグリズリーは若く、写真を見てもらったレンジャー曰く2、3才だそうです。特徴でもある肩のコブもまだまだこれから大きくなっていくそうです。レンジャーからは、バンフの街の近くTwo Jack Lake Campground でよく見られると聞きました。また、バンフ国立公園のホームページではいつどこで目撃されたか、安全のために情報公開されています。
エルク(アメリカアカシア)
おおきな鹿なのですが地域によって呼ばれ方が違います。本来、エルクはヘラジカのことなのですが、北米ではアメリカアカシアのことをエルクと呼び、ヘラジカのことをムースと呼びます。ムースに次ぐ大きさの鹿で、2-3m程の大きさ。
旅の途中、合計3回見かけました。1番立派だったのはバンフの街外れにある Cave and Basin の駐車場で出会ったオスのエルク。雨上がりにふと訪れて車を止めようとしたところ、明らかに大きなシルエットを見つけました。逃げるそぶりは全くなく悠々と草を食べていました。
2回めはバンフの街の入り口にある Fenland Trail Trail 付近。道路を走っている時にたまたま見つけたのですが、森深くを歩いていたため良い写真は撮れず。
3回めはヨーホー国立公園のタカカウ滝へいたる道で10頭くらいの群れに遭遇しました。
バンフ周辺で広く見られるとのことです。
ビッグホーンシープ
巻いた大きな角が特徴の羊。定番の遭遇場所はバンフに近い Two Jack LakeからMinewanka Lake周辺。遭遇したのはメスの群れだったためにそれほど角は大きくなく少し残念。崖の上にいたので見逃すところでした。Mount Norquay Ski Resort に至る道でもかなり目撃されるようでツアーのコースにもなっています。
リス
バンフの街から周りの湖の周辺までしょっちゅう見ることができます。一番多く見かける場所は、Lake Minnewankaにあるトレイルの入り口付近でした。駐車場からものの10分ほどでリスだらけの場所を訪れることができます。
馬
番外編です。乗馬や馬車のアトラクションが多いので馬はバンフの街で多く見られます。
動物たちはバンフの街周辺が一番多く見かけることができるので、是非、目を凝らしながらドライブしてみてください。
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