アメリカ西海岸は海に沈む素晴らしい夕日を見るスポットはたくさんありますが、海から日が昇ってくるスポットはなかなか無いようです。そこで国立公園で初日の出を拝もうと思い立ち、一番近いジョシュア・ツリー国立公園(Joshua Tree National Park)に行ってきました。
ジョシュアツリー国立公園を訪れる人は年々増えており、2015年は年間訪問者数200万人を突破しました。
深夜のジョシュア・ツリー国立公園の様子
深夜1時に自宅を出発し2時間で公園に到着しました。途中のフリーウェイは1月1日の深夜ということもあり結構な数の車を見かけましたが、国立公園にはいると途端に走っている車は見かけることは無くなりました。当たり前・・・。
このジョシュアツリー国立公園、街の光が届きにくい非常に暗い場所なので星空観察には好条件の場所です。今回は月が昇っていたためそれほど多くの星を見ることはできませんでしたが、逆に月光に照らされた岩山や木々たちを見ることができました。
この時、気温はマイナス5度。この寒さの中、訪れる人は少ないだろうと思っていたのですが、驚くことにすべてのキャンプ場が満員でした。車で150台以上のキャパシティはあるはずなのですが。。。アメリカにも初日の出を拝む文化があるのか、単に正月休みだからキャンプを楽しんでいるだけなのかはわからずじまい。
「Cactus Garden」で日の出を見ることにしました
以前、国立公園のレンジャーに教えてもらった綺麗な朝日が見えるポイントは2つ。1つは「Keys View」。このポイントは山の上にあり確かに視界はいいのですが、風が強くおそらくめちゃくちゃ寒い!ということでもう1つの「Cactus Garden」に行くことにしました。この場所は初めて訪れる場所です。公園入口から50kmほど離れた一番遠いところまで車を走らせました。
2016年1月1日、初日の出!
「Cactus Garden」に到着し周囲を見渡すと確かにサボテンだらけ・・・しかもこのサボテン、刺さるとかなり痛いです。生えているだけでなく地面にもボール状のサボテンが転がっていていますので注意が必要です。ちなみに毒はありません。
日の出1時間前の5時30分の気温は-9度!完全防寒で訪れてよかった。。。手袋をしていても指先が冷えます。
西側の空がだんだん明るくなってきました。周囲には無数のサボテンが生えています。
綺麗な日の出。西側に遮るものは何もないので、遠くの山から日が昇ってくる様子をしっかりと見ることができました。
ここには「Teddy Bear Cholla」というサボテンが群生しています。確かに遠目に見るとテディベアのぬいぐるみのようにホワホワとして柔らかそうなのですが、実際のところは硬いし、痛いです。
ついでに訪れた「Arch Rock」
「Cactus Garden」へ至る道沿いには「Arch Rock」と呼ばれる岩を見ることができる場所があるので、そちらにも立ち寄りました。以前も紹介しましたが駐車場から10分ほど歩くだけで見られます。
まとめ
2016年新年の初日の出は絶好の天候に恵まれました。今年も色々な話題をブログで紹介していければと思います。宜しくお願い申し上げます。