毎年恒例になってきた新年の真冬の大自然巡り。今年は昨年よりは楽なところに行こうということで、以前に行ったことがあるところを再訪しました。ラスベガス郊外のレッドロック・キャニオンとザイオン国立公園、そしてアンテロープキャニオンのあるペイジが最終目的地となります。ラスベガスを出発し、最終的にはロサンゼルス地区にある自宅までの車での旅となりました。日程は2泊3日、総走行距離は1250マイル(約2000km)。去年に比べてもあまり楽にはなりませんでした・・・。
一番心配だったのが天気。ザイオン国立公園周辺が出発前日まで猛烈な冬の嵐が襲っており(この時ロサンゼルス地区は激しい雨)積雪及び凍結が酷いとの情報を得ていて、一時は全ホテルのキャンセルを考えました。結局時すでに遅く、ホテルをキャンセルしても全く返金されないタイミングだったので行けるところまで行ってみようと出発。出発日には嵐が通り過ぎて天候も良くなり、車のチェーンもつけることなく行くことができました。
ザイオン国立公園ではかなりのトレイルで途中で通行止め。下の写真「Weeping Rock Trail」は完全に凍結していました。
旅程の紹介
1日目(移動、レッドロックキャニオン、ザイオン国立公園)
- 昼、ラスベガスを出発
- ラスベガス郊外にあるレッドロック・キャニオンに立ち寄る
- ザイオン国立公園へ到着(2.5時間で到着、250km走行)
- 心配していた道路への積雪は無し
- ザイオン国立公園、川沿いのトレイル「Pa’rus Trail」で夕焼けを時を楽しむ
- Pioneer Lodge で宿泊
- ホテルからわずか10分の公園入り口付近で綺麗な星空を体験
2日目(ザイオン国立公園、移動)
- ザイオン国立公園、雪景色のトレイル「Lower Emerald Pool Trail」「Weeping Rock Trail」「Riverside Walk」を楽しむ
- ペイジに向けて出発
- 途中、ビッグホーンシープの群れに遭遇!
- ついでにバッファローの牧場へ
- ペイジに到着(3時間で到着、170km走行)
- Best Western Plus At Lake Powell で宿泊
3日目(アンテロープキャニオン、ペイジ周辺、移動)
- パウエル湖を望む「Wahweap Overlook」で朝日を狙うも残念ながら天候悪し
- アッパー・アンテロープキャニオンのフォトツアーに参加
- 他の参加者が全員キャンセルしたのでガイドと二人きり!VIP待遇を受ける
- ロウワー・アンテロープキャニオンのレギュラーツアーに参加
- あまり名の知られていないエリンギみたいな岩のあるポイント「Stud Horse Point」を目指す
- 途中、ジープタイプの車高の高い車でないとたどり着けないと判断して断念。インプレッサでは柔らかい赤土の道の細かな土に車輪を取られてスタックする!
- 代わりにホースシューベンドで夕日を望む
- 綺麗でした
- 自宅に向けて出発
- 既に夜6時、深夜に到着を覚悟する
- 自宅へ到着(9時間半、880km走行)
- 流石に深夜の走行は辛く、途中1時間仮眠。朝4時に到着
全行程を地図にしてみました
実際に宿泊した施設
1月は雪も降るということでオフシーズンなため宿はどこも安く取れました。ハイシーズンの半額以下です。
1泊目:Pioneer Lodge
公園内にある「Zion Lodge」は高すぎたのでこちらにお世話になりました。宿の親父さんが親切で色々と教えてもらいました。宿は綺麗で設備も文句なしでした。1泊1部屋$70。
2泊目:Best Western Plus At Lake Powell
ベストウェスタン系列の宿。以前も使ったことがある宿で良かったので安心して利用。改装されたのか綺麗になっており、朝食もホットミール(ソーセージ、卵などなど)もちゃんとついてきました。そしてオフシーズンとはいえ値段が1泊1部屋$48と破格。
旅に持っていくと便利なもの
車での長旅と真冬の国立公園にもっていくと便利なものです。
保存ができる食料
内陸に行けば行くほどアメリカンな食べ物しか手にはいらなくなるので、米とか味噌汁とか恋しくなります。非常用にカップヌードルは持って行ったほうがいいです。これは必須です。
ペットボトルの水
道中で買えば良いのですが、車のスペースに余裕があるならば、まとめて持って行ったほうが良いです。
防寒着
日が落ちると気温は氷点下になるのが当たり前なのでそれなりの服装が必要です。ユニクロのヒートテック重ね着+ダウンジャケット、手袋、帽子、ネックマフラーとスキーに行くぐらいの装備でいきました。
歩きやすい靴とアイゼン
雪道を歩くことになるので防水性に優れたトレッキングシューズが良いです。
雪道、氷道を歩くことになるのであればアイゼンは便利です。アイゼンといっても登山で使うような重装備なものは必要なくトレッキング用に販売されているもので十分です。