新商品発表時から気になり続け「オリンパス・プラザ東京」に展示されているものを試写した時、あまりの凄さに「なんじゃ、このレンズは・・・」と絶句したレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」を手に入れました。
とりあえず試し撮りをしましたので紹介します。あまり絵自体は面白みがないですので、ちゃんと撮影に行きたいです。
とりあえず、撮ってみました
朝の東京、品川駅。あいにくの曇り空でしたが朝日がビルから頭を出すギリギリのところで撮影。12mm始まりの広角側は程よい広さで都市を捉えるには便利です。
カメラの電源を入れた瞬間、液晶画面に写っている絵がこれまで見たことない解像感で驚きました。
普段の撮影から全ての写真はRAW形式で撮影してLightroomへ取り込んで現像していますが、あまりにはっきりと写るので、これまでの設定だとシャープネスが強すぎます。現像の調整が必要な程に写りが良いです。
赤く紅葉した木の葉にピントを合わせて撮影。開放で撮影しています。ピントがあっているところはくっきりと、少し遠くにあるイチョウはちょっとだけボケています。解像感がある分、ボケが強調されているように見えるため、F4であっても思った以上にボケ感が得られそうです。赤の色ノリが好みです。
望遠側の100mmで画面が木の葉でいっぱいになるように撮影。こちらもピントがあっている部分の解像度は凄まじい。ちょっと絞れば全体にピントがあったかもしれません。少しブレてしまったかも。
ボケのテスト。F4でこれだけボケてくれれば十分ですし、ボケ味もうるさい感じは全くありません。
マクロ的撮影のテスト。マクロレンズにチャレンジして見たいなぁと思っていましたが、今はこのレンズで十分です。凄まじく寄れます。あまりに寄れるのでシビアなピント合わせが必要です。また手ブレも心配です。LUMIX GX8だと性能的にはレンズ側5段分の手ブレ補正に頼った方が良さそうです。現在、レンズ内手ぶれ補正が有効なのか、もしくはボディ内手ぶれ補正が有効なのかについてカメラ側の設定は検証していません。
まとめ
あまりの凄さに圧倒されるレンズです。少なくともこの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」より暗いズームレンズの出番は無くなります。さらに日中であれば「LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8」も不要です。
しばらくはこのレンズ一本を持ち出して色々撮って行こうと思います。