本日(2013/07/24)発売の Google「Chromecast」を購入し、使ってみました。どのようなものかは、色々な所で紹介されていますので下記をご参考ください。
- Google、Chromecastを35ドルで今日から発売―居間のテレビに取り付けるとビデオコンテンツをストリーミング受信できる (TechCrunch JAPAN)
- Google、テレビのHDMI端子に挿すChromecast を発表。価格は35ドル(engajet日本語版)
お試しガジェットとしては価格が非常に魅力的!簡単に手に入るのであれば試してみようということで、近くのBest Buyに買いに行ってきました。。。
どうやって手に入れる?
近所のBest Buyでは、まだ店頭に並んでおらず倉庫から出してきてもらいました。それほど数量が揃っていないのか「一人一個まで」と言われてしまった。。。購入後、レシートを見ると商品名が「GOOGLE TEST」になっていましたので、まだまだ、販売準備整っておらずといったところです。
追記(2013/07/26):テレビのローカルニュースでは、Best Buyでの店頭販売は月曜日からと言っていました。どうやら、運よく手に入った模様です。
価格は$35+税金なのですが、Netflixの3ヶ月無料お試しの権利($23.97分)付きなので、実質$11程。Netflixを試してみる端末と考えるとかなりお得です。
開封の儀
AppleTVと箱の大きさを比べてみると、Chromecastの方が小さいです。
箱の中には、HDMI端子を持った本体と付属のケーブル類。
テレビのHDMI端子に本体を繋ぐのですが、本体側面にあるmini-USBポートから付属のケーブルを挿して、他の機器のUSBから給電、もしくは電源アダプタから給電しないと動作しません。ちょっとスマートではないです。
いよいよセットアップ
セットアップの方法が秀逸。この手の無線機器はWiFiの設定が面倒なことが多い(Macの設定画面見て、マニュアル開いて、アプリの設定画面で設定して、、、といった流れ)のですが、よく考えられています。紙のマニュアルを一切読まずとも、自然な流れでセットアップが完了します。
セットアップの流れを簡単に紹介すると、
- テレビのHDMI端子に繋いで、set up me と表示されるまで待つ。
- 表示されると、そこにセットアップのためのURLが表示されるので、パソコンorスマートフォンで閲覧。
- (今回は Macbook + Chromeブラウザ利用)Mac用のセットアップ用のアプリケーション「Chromecast」がダウンロードされ、インストールを指示される。
- アプリケーションが起動すると、電源オンになっているchromecastを自動的に見つけてくれる!すると、テレビ画面には確認用の4桁のコードが表示されて、このchromecastと接続しても良いかどうかをセットアップ用のアプリケーション上で確認させられる(これは複数のChromecastが同時に存在していても混乱させないための配慮だと思う)。
- ここで初めて付近のWiFi SSIDを表示される。自分が繋ぎたいWiFi SSIDを選択しパスワードを入力する。
- しばらく待つと、chromecastはWiFi接続されて準備完了。待機状態となる。
- ウェブサイトにはchromecastの紹介ビデオが準備されていて、それを見れば何ができるは一目瞭然。
実際に何ができるの?
いろいろ試してみましたが、現時点で確認できたことは以下のことです。
- Mac版Chromeに、拡張機能をインストールすると、Chromeの画面をテレビに投写できる。
- Mac版ChromeでYouTubeの映像・音声をテレビに投写できる。
- Mac版Chrome経由で、MacBook画面全体をテレビに投写(音声はダメ?)できる。
- Mac版Chrome経由で、MacBookの音だけをテレビに投写できる。
- iPhone版YouTubeの映像・音声をテレビに投写できる。
恐らくAndroid端末ならばもっと色々なことができるでしょうし、徐々に色々なiOSアプリケーションも対応してくれるでしょう。ただ、Apple製のiOSアプリケーションは対応しないでしょうね。。。そこが少し悔やまれるところです。
まだまだ自分の用途ではAppleTVの置き換えにはなりませんが、今後どのように発展するか注目です。