アメリカ駐在して働く上で気をつけていないといけないのが、就労の為のビザと出入国記録(I-94)の有効期限。どちらの有効期限が切れても違法な状態となります。
「I-94」は、アメリカに入国の時、飛行機内で用紙を書いて、入国審査の時に処理してもらって、パスポートに半券をホッチキスで止めてもらい、次にアメリカから出国するときに回収されなければならないものでした(I-94Wとは扱いが違います)。
今回起こったトラブルとは・・・。
2013年5月から電子化される!?
2013年5月頃から徐々に電子化されて紙がなくなり、入国審査時の処理も自動化されました。
切替の当初はゴタゴタあるんだろうなぁ、と思っていたら。。。案の定2013年8月、トラブル発生。
- 自動化されてから初めて日本へ行くとき、今まで持っていたI-94半券は、アメリカの空港で回収される
- アメリカへの再入国の時は、I-94は記入も不要になり、入国審査もスムースに?(あんまり時間が変わった気はしませんでしたが。。。)
- 後日、ウェブサイトから必要な情報を入力すると、I-94 証明の用紙が手に入る
というシナリオのハズが。。。数週間経ってもウェブサイトで最新情報が手に入らない!(周りの経験者は1日後にはデータが反映されていました。)
基本的には最新の情報が更新されていくはずなのですが、まさかと思い前回の入国日で調べてみると、見事に一回前のI-94情報が有効になっていました。ということで、今回の出入国は記録されてないという状態。I-94有効期限は最長2年なのでタイミングが悪いと「期限切れ=不法滞在」となります。
CBPオフィスに行ってみた
I-94 FAQによると、間違いがあれば最寄りの U.S. Customs and Border Protection(CBP)にコンタクトできるとのことなので、早速、電話して文句言いましたが「入出国した証明ができるものをもってオフィスにきてください。」とのこと。色々理不尽な事には慣れました。。。 とはいえ、最寄りといってもサンディエゴかロサンゼルス。早速、金曜日の午後一番、ダウンタウン・ロサンゼルスで渋滞に巻き込まれながらオフィスに行ってきました。
特にアポイントは必要ありませんでした。オフィスが開いてる時間に来てくださいとのことだったので、パスポート、航空券の半券(持っていてよかった)、ウェブサイトを印刷したものを持参して、いざ!
ダウンタウンロサンゼルスどまんなかにある移民局 U.S. Citizenship and Immigration Services(USCIS)の中にあるオフィスで、セキュリティは空港並みに厳重。
この日、オフィスは全く混んでいなくて、待つことなく、色々状況を説明すると、確認の後、無事情報は更新されました。結局「原因はわからないけど、不備があればいつでもきなさい」との事。まぁ、そんなものですかね。。。
手数料などは取られませんでしたが、近隣の駐車場で$12.5もかかりました。。。はぁ。
ということで、ビザを利用してアメリカに入国している人は必ずウェブサイトを確認しましょう。
- CBPオフィスの住所
- U.S. Customs and Border Protection
300 N. Los Angeles St., Room 2067
Los Angeles, CA 90012
- U.S. Customs and Border Protection