2017年5月28日に開催された「京急ファミリーフェスタ2017」へ行ってきました。事前に応募していた特別列車「京急ものしり列車」に見事当選したのでそちらの様子を中心にレポートします。
京急ファミリーフェスタって何?
神奈川県と東京圏を結ぶ主要な私鉄である京急電鉄の車両工場(株式会社京急ファインテック久里浜事業所)を、年に一度開放して実施するイベントです。わずか1日の開催で2万人程が来場するとのことで混雑必至の人気イベントです。
イベントが豊富すぎて驚きます!
京急ものしり列車、京急車両部品等販売、信号機操作体験、運転台撮影、砕石に名前を書こう、パンタグラフ上げ下げ/側面表示機/転換イス操作体験、洗車体験、車両撮影、軌道補修作業実演、特殊車両展示、踏切非常ボタン操作体験、バス展示、京急&環境コーナー、架線作業車乗車体験、パンタグラフ取り外し作業実演、車体上げ作業実演、特修工場見学、保存車両展示、顔出しパネル、主工場見学、正面方向幕実演
もちろん飲食の出店もあり、完全にお祭りです。
事前応募が必要なイベントも
4月にあらかじめ告知が出ていましたので事前応募しました。今回、応募をしたのは下記の4つです。
- (1)旧1000形撮影(募集人数:総計120名様)
- (2)京急ものしり列車(募集人数:総計200様)
- (3)運転台撮影(募集人数:150組300名様)
- (4)信号機操作体験(募集人数:150組300名様)
それぞれハガキを1枚ずつ投函したところ、見事大本命の「京急ものしり列車」が当たりました。
いざ、京急ものしり列車で会場へ
京急ものしり列車は、京急川崎駅から京急ファミリー鉄道フェスタ会場の車両工場まで行く、ノンストップの直行貸切列車です。小学生以下の子供と大人二人までの家族という制限があるので、0歳児、3歳児のいる我が家にはピッタリでした。
使って一番良かったのは、当日は大混雑する会場までのアクセスが列車のシートまでもが確保されていてゆったり座っていけることでした。列車料金も無料という太っ腹さ。
京急川崎駅で列車に乗り込んだ後、普段は品川方面列車しか停車しないホームから横浜方面に向けて出発するという「逆出発」を体験できます。ノンストップの列車なので、普段はどの列車も必ず停車する駅(上大岡など)をも通過していきます。
一車両につき、現役の運転手さん、現役の車掌さん、営業部の営業さんの3人が一緒に乗り込み、クイズをしたり、所持品を見せてくれたりと、趣向を凝らしたイベントを行ってくれました。(「逆出発」なんていう用語もこのイベントで覚えました。)
運転手さんの所持品で何より驚いたのがダイヤグラム。あまりに細かすぎて模様にしか見えませんでした・・・。
会場近くに差し掛かると工場への引き込み線へ侵入し、いよいよ会場に到着するとなんとホームには数十人規模のお出迎え。中には相当なお偉方(運転手さん談)までいるとのことで、京急電鉄のこのイベントに掛ける意気込みが凄まじいほどに伝わってきました。
到着した会場はまだイベント開場前。開場までの時間はビンゴゲームを楽しみました。景品は京急グッズ及び様々な鉄道グッズ。景品の中には謎なものもあり、乗り入れをしている京成電鉄の扇子とかは理解できるものの、関西の山陽電鉄グッズが大量に混ざってました(笑)。
子供は終始大喜び、もちろん親も大助かりで、イベントが始まる前に満足できる内容でした。
来年も当選したら行こうかな〜、でも、当たらないだろうなぁ・・・。
イベント開場、洗車体験
会場が開場してからは流石に凄まじい人出になりました。まずは先着順の「洗車体験」へ、実際に電車に乗ったまま洗車の機械を通過するという体験です。先頭車両から徐々に洗車機に入っていくので、子供の歓声も徐々に近づいてきます(笑)通過自体は一瞬なのですが貴重な体験でした。
その後は、車両の展示をみたり、工場の中をみたり、特殊車両をみたり、京急系列のバスへの体験乗車をしたりと目一杯楽しみました。
写真撮影にも困ることなく色々な写真を取ることができました。車両の電灯もちゃんと点いている状態で展示されているのが素晴らしいです。混雑で思うようなポジションは取れないので標準ズームレンズが大活躍です。
快晴の中、熱中症が心配な天気でしたが、日陰は所々にあるので休憩しながら周りました。ただ、乳児の授乳室やオムツ換えの場所は大混雑。こればかりは仕方がないですね。
グッズ販売も盛況でしたが、こちらも乳児連れには辛い混雑だったのと、ビンゴで色々いただいたので利用は諦めました。会場内で電車の座席や駅にある巨大な路線案内板を持ち帰る人も見かけたので、なんだか凄いものを販売してそうです(笑)
帰りは会場から京急久里浜までのお帰り臨時列車を利用し、そのあとは普通に京急線を利用しました。
まとめ
やはり「京急ものしり列車」が良かったので、皆さんも応募してみてはいかがでしょうか?我が家は来年もチャレンジします。