購入からほぼ2年経ち、改めてよく使っているレンズだなということで再びレビューしてみました。
以前のレビューではスペックや基本的な使用感を紹介していますのでそちらもご覧ください。このブログでもマイクロフォーサーズレンズの紹介をいくつかしているのですが、よく読まれているのはこの「LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0」のレビューです。
どれくらいの頻度で使っている?
過去1年間に撮った写真を調べてみたところ、このレンズで撮った写真は全体の2割弱でした。もっと出番が少ないのかと思いましたが意外と使っていました。
普段カメラを持ち歩くときは「LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0」と「LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6」を必ず持っていくようにしています。たった2本のレンズで14mmの超広角から280mmの望遠までカバー(35mm版換算)できるので、どんなシチュエーションにも対応できる非常に取り回しの良い構成です。
暗いシーンでの撮影が多くなりそうな時には「LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8」や明るい単焦点レンズを組み合わせています。
保護フィルターが使えないけど・・・
このレンズは前玉が丸みを帯びているので、レンズを保護するためのフィルターが装着できないのが当初からの不安でした。結局、ものなどに当ててしまったりしていますが、組み込みのフード部分が頑丈で厚みもあるため、かなり保護してくれています。現在のところ幸いにしてガラス面は傷なく使えています。
8月に他の機材とともにオーバーホールの依頼をしましたが、異常も見られませんでした。タフな作りをしています。
ゴースト、フレアは気になる?
超広角レンズで光源を入れた場合に発生しやすいゴーストやフレアは、やはり普通に出ます。感じ方は人それぞれになるかと思いますが、私はあまり気にしていません。避けるような構図をとるか、良しとするかの割り切りが必要です。
下の写真のような感じで出ます。太陽から伸びる紫色の光、左下の緑色のゴーストが他のレンズに比べると出やすいのは確か。
いろんなシチュエーションで使えます
色々なパターンの写真がありましたので紹介です。人物の写真の例はないのですが、子供を撮る時に真正面からアップでとらえたりすると面白いです。歪みが強烈に出るのでまだまだその個性を生かすための修行中です。
まとめ
最近発売された「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」には性能的には劣るかと思いますが、すでに発売から7年経っているレンズであるにも関わらず十分な性能を持っています。