私のレンズ – LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8

長い間標準のズームレンズとしては、1台目のミラーレスカメラ「Lumix DMC-GX1」のキットレンズ「Lumix G X Vario PZ 14-42mm F/3.5-5.6」を利用していました。良いレンズなのですが、やはり暗いところでの撮影に不利なこととボケ感が得られにくいということで、とうとう「LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8」を価格の落ち着いた2013年8月に購入しました。

実際に1年程使って感じていることを評価・レビューしてみました。

ずっしりと重みを感じる一品
ずっしりと重みを感じる一品

長所

12mmから35mmまで全域で明るい、高画質

F2.8の開放で撮ってもクッキリ解像感が得られ、F4.0程に少し絞ると全域で抜けの良い絵が撮れます。この感覚はズームしても変わらないというのが凄い。どんな局面でも使える優等生レンズです。

旅行に行く時、レンズは一本しか持っていけない!と言われたら、このレンズを選ぶでしょう。

結構近くまでよれます!マクロ撮影も可能

広角側(12mm)だと対象までの距離7−8cmまで寄れます。草木や小物を撮影するとき背景をぼかすということも簡単にできます。

スペックには最短撮影距離25cmとありますが、これはてっきりレンズ先端から対象までの距離と思っていました。どうやらそれは違って撮影素子から物体までの距離の様子。それでも25cmよりも短く感じます。望遠側と広角側でことなるのでしょうか?

いずれにしても広角側でかなりよれるのは間違いないです。

大きさ、重さ、質感バッチリ

持ったときズシッとくる重さとリングの造りは高級感があり気に入ってます。大きさも手持ちのレンズでは大きい方ですが構えやすい大きさです。

短所

逆光に若干弱い

夕焼けを撮っていて感じたのは太陽を入れてしまうような厳しい条件で紫色のゴーストが発生するケースが多いです。同じ条件で「LUMIX G 20mm/F1.7」を使った時よりも多発します。ナノサーフェスコーティングが付与されているので、もう少し耐えられても良いとは思うのですが、もしかするとレンズフードを変えると解消されるのかもしれません。

優等生すぎる

短所なのかわかりませんが、どんな場面でもきっちり撮れます。それは間違いないです。ですが、なぜか現像してみてできあがった絵はどれも優等生な感じがして、ググッとくる絵に出会いにくく感じます。それは構図を含めた腕に問題があるのだとは思いますが。。。

タイトルとURLをコピーしました