「Panasonic LUMIX G9 PRO」を手に入れました。2018年1月時点でマイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラ静止画最強スペックの実力や如何に?とりあえず撮影してきましたのでレビューしたいと思います。
今回掲載の写真は、全て「Panasonic LUMIX G9 PRO」+「Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」で撮影しています。また、RAW撮影の後、現像を行なっています。
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撮影中フィールドにて感じたこと
週末に計4、5時間ほど持ち歩いて撮影してきました。場所は定番の横浜みなとみらい地区。
早速「PeakDesign クラッチ ハンドストラップ CL-2」を「LUMIX GX8」から奪って装着。特に干渉もなくスムースな取り回しができます。「LUMIX GX8」よりひとまわり大きくなったもののグリップが深いおかげで持ちやすい!
重さを感じるもののがっしりとホールドできるため「LUMIX GX8」より安定します。しかし、片手でのとっさのスナップには向かないですね(レンズの重さの方が効いてるかもしれませんが・・・)。
手振れ補正が強力!今まで使ってきたカメラで一番手振れ補正が強かったのは「Olympus OM-D E-M1」でしたが、明らかに性能は上です。シャッタースピード1秒位ならば手持ち撮影でもほぼ失敗しません。日没後のトワイライト撮影ならばかなりのシーンで低ISOでの撮影が楽しめます。
追記:「Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」は「Panasonic LUMIX G9 PRO」で利用するとレンズ内手ぶれ補正を利用するようなので、今回の例はあくまでもレンズ側の性能となります。
Bluetooth接続によるアプリからのシャッター操作が便利。バルク撮影もできるのでレリーズはもう不要かもしれません。ハイレゾモード撮影でも活躍しました。
画質、色合い
冬の曇り空の日で色合いがあまり華やかではない被写体ばかりだったので、評価が難しいところです。しかし、全体的に画像の抜けの良さを感じることはできました。ダイナミックレンジが広くなったことや、ローパスフィルターレスであることに起因しているのでしょう。
撮って出しのJPEGは素直そのもの。若干露出アンダー気味なようです。パナソニックは色濃いめでビビットな絵作りの印象が強いのですが、今回のような寒空の下の写真では過度に色をつけず素直にそのままの色味が再現されています。レンズにも左右されるのですが、装着している「Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」の写りをそのまま素直に表現していると感じました。
現像ソフトのAdobe Lightroom CCでJPEGとRAW(処理はプロファイルを揃えるのみ)を比べてみたところ、JPEGの方が若干緑が強く感じました。私としてはRAWの色味の方が好みです。
まとめ
「Panasonic LUMIX G9 PRO」は撮っていて楽しくなるカメラです。設定項目が多すぎてまだまだ全てを把握するには時間がかかりそうです。