「Maker Faire Tokyo 2016」へもうすぐ3歳になる息子と行ってきました。まだ「Make: Tokyo Meeting」という名称だった11年前に初めて見に行き、それからボチボチと顔を出していました。今回は7、8年ぶりの訪問でしたが、規模も大きくなりバリエーションも豊富で非常に楽しめた1日でした。
Maker Faireってなに?面白いの?
そもそも「Maker Faire」ってなに?http://makezine.jp/event/mft2016/ より抜粋。
Maker Faireは、地上最大の(DIYの)展示発表会です。家族で楽しめる、発明と創造と役に立つ情報がいっぱいの展示会であり、Makerムーブメントのお祭りです。そこは人々が自分で作った物を見せ合う場所であり、自分が学んだことをシェアする場所でもあります。
出展するMakerは、技術愛好家、クラフト作家、農家、科学者、ガレージの機械いじり愛好家など多岐にわたり、年齢も経歴もまちまちです。Maker Faireの使命は、このコミュニティを、楽しませ、情報を提供し、結びつけ、より大きくすることにあります。
最初のMaker Faireは、カリフォルニアのサンマテオで開催され、2015年の10回目には、1,200組を超えるMakerと14万5千人以上もの来場者が参加しました。もう1つのフラッグシップイベントであるWorld Maker Faire New Yorkは、5年間で900組を超えるMakerと9万5千人以上もの来場者を迎えるまでに成長しています。その他の主要なMaker Faireが開催されているのは、デトロイト、カンサスシティ、ニューカッスル(イギリス)、ローマ、パリ、深セン、東京です。また、各地のコミュニティが主催、運営するMini Maker Faireは、全米、そして世界各地で開催されています。Maker Faire Tokyoにはエレクトロニクス(電子工作)、ロボット、クラフト、ペーパークラフト、電子楽器、サイエンス工作、リサイクル/アップサイクルなど、あらゆるジャンルの自作のものが展示されています。個人、コミュニティやグループ、学校、企業のMakerが集まり、作ったものを見せて、動かして、見に来た人を楽しませます。
ざっくりいうと、みんなの創作の展示会。展示は実用的なものから面白ければイイ!というものまで多種多彩です。さらに来場者が実際にものづくりを体験できるワークショップも多く開催されており、ハンダゴテを握ったことなくても、電子回路がなんであるかがわからなくても、電子工作的な何かができてしまうというワークショップもあります。
そして、Maker Faire最大の魅力は、展示する人と見る人がコミュニケーションを通してお互いに刺激しあうというところだと思います。なので、展示している人はどんどん説明してくれるし、見る方も、凄い!面白い!知りたい!こんな感じだともっと面白いかも!ということをどんどんフィードバックします。最後は「見せてもらって、ありがとう!」な気持ちになれます。
企業製品やサービスの展示会だと、これ、おいくら?役に立つの?将来像は?的な質問が飛び交うのですが、そういう会話は全く必要ありません。
子供にも優しいお祭り
まずは、会場の環境について。以前の会場だった東京工業大学のホールだったもののあまりの人気でぎっしりと人が埋まってしまい、暑さと湿気で凄まじい環境でした。現在は国際展示場のビッグサイトになりかなり改善されていました。もちろん、それなりに暑いのですがなんとか過ごせるレベルでした。もちろん、水分補給だけはマメに必要です。
本当に子供も楽しめるの?と思っていましたが、結局、もうすぐ3歳の息子が6時間会場にいました。それでも帰る時に泣く始末・・・1、2時間で飽きるだろうと思っていのたのですが。。。なにせ、ロボットはあるし、ボタンとノブはたくさんあるし、ほとんどのものが触れる!というのが良かったのでしょう。
そして、キッズスペースもあります。キッズのための工作道具やお絵描き場所があり、幾つかの展示もありました。そして、ピタゴラスイッチ的なもので1時間ほど足止め食らってしまいました・・・。
展示のあれこれ
凄まじい数の展示を見たので一つ一つ紹介は無理です、、、すいません一部を紹介です。
他にも模型の車やドローンでレースやってたり、自動クレープ焼き機があったり、扇風機をエレキギター風に改造してあったり、木の歯車だけで作られたおもちゃがあったり、傘からシャボン玉が出たり、、、と盛りだくさんでした!
まとめ
ということで、来年も見に行こう!と思える素晴らしい体験でした。展示をされた皆さん、会場のスタッフの皆さん、楽しませてもらいありがとうございました。
今回行けなかった人、ぜひ、会場で体験してみてください。