多くの男子が通る道「プラレール」。見事に息子も父親に続き同じ道を歩んでいます。そして今も昔もプラレールの車両はよく壊れます。線路の結合部分が割れちゃったり、ゴムタイヤが切れちゃったりと様々ですが、やっぱり一番壊れやすいのは「車両の連結部分」でしょう。
もちろん超ロングヒット商品ですのでメーカーもバッチリ対策はしており、正直、製品の耐久度はかなりあると思うのですが、それでも無理に車両の連結を繰り返すので壊れてしまうのは仕方ありません。連結部分を噛んじゃったりもしますので大抵ボロボロになります。
ということで、今回は「プラレール S-11 サウンド N700系 新幹線」の壊れてしまった連結部分を修理してみました。
修理の部品
プラレールを初めて購入するとき是非一緒に買っておきたいのは交換用の「連結部品」と「ゴムタイヤ」です。手頃な値段で購入できますので、いざという時のために備えておきましょう!
特殊なネジ止めがされている!?
早速、あらかじめ準備してあった「連結部品」でいざ交換!と思いきや・・・特殊なネジで留められていました。
一番右のサウンドN700系新幹線の動力車のネジには2種類の大きさの三角ビスが使われています。さすがに三角ビスのドライバーは持ってなかったので探したところインターネット上で色々なプラレール修理体験談が見つかりました。
いざ交換!
分解修理は自己責任でお願いします。三角ネジで留められている車体についてメーカーは分解できない商品として定義しています。
今回、修理したのは背面に「2006 TOMY MADE IN THAILAND」と刻印されたかなり古い車両です。2014年から発売されている車両は動力車が普通のものと同じになっているようです。
色々な記事を参考にしましたが、最終的に三角ネジを取り外すために購入したのは三角ネジ用のビットだけです。
本来このようなビットは持ち手部分が必要なのですが、プラレールの修理するだけならばビットを手まわしで十分。
前方の小さい三角ネジは1.6mm、後方の大きな三角ネジは2.3mmがピッタリとはまりました。
6つのネジを外し、車体を前方にスライドするようにずらすと簡単に分解できます。
内部の部品はボンドなどで止められてはいない(前方のオモリは留められていたようですがはずれていた)ので簡単にバラバラになってしまいます。青いケーブルを傷付けないようにしましょう。シャーシは2つの部品で構成されていますがバラバラになっても大丈夫です。
目的の連結部品を交換(ゴムタイヤもここまで分解しないと交換できません)し、元に戻すとき少しコツがあります。白いモーターとギアボックを大きなシャーシ部品にはめ込み、そのままカバーをはめる。その後、オモリのついた小さなシャーシ部品を前方からはめ込むようにする。このような手順で組み直せば途中でバラバラになってしまうことが少ないはずです。
まとめ
普通のプラレールの車両よりも複雑な作りになっているのですが、N700系サウンド新幹線の修理は簡単にできると思います。是非、直してあげて末長く遊んであげたいですね。