2016年11月下旬にオリンパスから新発売となる3本のレンズ。西新宿にあるショールーム「オリンパス・プラザ東京」に展示されているとのことでしたので、早速、触ってきました。
展示されているレンズは販売品と同じとのことでした。写真撮影OK、データ持ち帰りOK、他社製マイクロフォーサーズカメラにつけてもOK、ブログに写真掲載してもOK、となんでもありの状態でしたので、遠慮なく触らせていただきました。
その場限りでの30分くらい試しただけでのレビューですので、これから評価がかわるかもしれません・・・。
他のレンズのレビューはこちら
初めてのマクロレンズ
「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」に続いて「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」の紹介です。
単焦点の35mm換算で60mmのマクロレンズです。マクロレンズは持ったことがないのですが、非常に使いやすいレンズとの印象持ちました。
開放F3.5からもしっかりとした解像感と、とんでもなく寄れます。レンズの目の前に物があってもピントが合う感覚です。
「Panasonic LUMIX DMC-GX8」に取り付けて撮影しました。ピントが合うのも素速く(展示の E-M1 とも比べたのですが、もしかすると E-M1 より速いかも)、何の不都合もなく使えそうです。
ボケも綺麗
開放で撮った時の玉ボケが綺麗です。背景にライトを入れた撮影にも良さそうです。
スナップでも使える
35mm版換算60mmの画角は街角スナップにはちょうどいい画角です。
「Panasonic LUMIX DMC-GX8」に取り付けてみた
驚いたのがレンズの正面。初めはカバーが付いているのかと思いました。光を取り込むためにはこの大きさで十分なため、残りの部分は接写した時にレンズを傷つけないようプラスチック製となっているそうです。
GX8に取りつけても特に違和感は感じないです。何よりピントの速さはE-M1よりも体感的には速かったです。ピントを正確にするためには「1点AFモード」でのピント合わせが必要です。
レンズの筐体はプラスチックなのでPROシリーズのような高級感はありません。しかし、そのおかげで125gと超軽量です。
まとめ
マクロレンズというと昆虫とか花とかをクローズアップするためのものと思っていたのですが、この画角ならば小物を撮るのには便利ですし、スナップにも使えます。玉ボケも綺麗ですので人物のクローズアップ写真もできそうです。初めて手にするマクロレンズとしては良いかもしれませんね。
また、発売開始から3万円を切ってくる値段ですので手軽に購入可能なレンズとしても魅力的です。