キングス・キャニオン国立公園(Kings Canyon National Park)は、隣のセコイア国立公園と一体で運営されている公園です。風景はヨセミテに似ていますが、観光スポット的なものは少なめ。その分だけ観光客も少なく、静かにゆったり楽しめるのが魅力です。
公園の敷地は約1,869km²(香川県と同じくらい!)。大きく2つの地区に分かれていて、ひとつは有名なグラント将軍の木がある公園入口付近、もうひとつは東側のキングス・キャニオンのある地区です。2地区は舗装路(CA-180)で結ばれ、車でアクセスできます。
なお東側の渓谷へ続く道は、車で行ける限界点(Road End Permit Station)まで入口からさらに1時間ほど。冬期はこの道が閉鎖されます。落石も多いので、事前に道路状況を確認してから向かいましょう。
ズムウォルト・メドウ(Zumwalt Meadow)
車で行ける限界点(Road End Permit Station)の近くにある、この公園で手軽に行ける中では一番きれいでおすすめの場所。道路脇に駐車スペースがあり、目の前に澄んだ川と緑、花崗岩の白い山が広がります。まるでヨセミテのような風景です。
1.5マイルほどのループ・トレイルがあり、途中の川辺で遊ぶこともできます。お弁当やちょっとしたキャンプ道具を持ち込んで、一日中のんびり過ごす家族連れもいました。ここに至るまでのドライブも、雄大な渓谷や森、2カ所の滝が見られて見応えがあります。
流れる水が綺麗です
ループ・トレイルの途中には吊り橋が架かっていて、橋の上から川と渓谷を見渡せます。

トレイル途中の吊り橋
道中で見られる滝のひとつ、ロアリング・リバー滝(Roaring River Falls)も立ち寄りやすいスポットです。

岩肌を勢いよく流れ落ちる滝
グラント将軍の木(General Grant Tree)
セコイアの巨木のなかでも、ここの「グラント将軍の木」は、最大の「シャーマン将軍の木」に次ぐ世界で2番目に大きな木。公園入口から15分ほどで到着でき、セコイア側の「シャーマン将軍の木」より観光客が少なめなので、駐車場も比較的見つけやすいです。木に至るトレイルはベビーカーでもアクセス可能。途中には、トンネル状になった倒木の中に入れるスポットもあります。
グラント・グローブに林立する巨木
セコイア側の世界最大の巨木とあわせて、ぜひこちらの静かな渓谷も訪れてみてください。