ちょっと冒険したいなら、自分の車で公園の奥を巡るバレー・ドライブがおすすめ。ビジターセンターから見るだけでは出会えない、ビュートの間近の景色を楽しめます。
バレー・ドライブとは
ビジターセンターを起点・終点とする、1周17マイル(約30km)の未舗装の周回路。入園料を払えば、自家用車(レンタカー可)で走れます。所要は写真を撮りながらで2〜3時間ほど。
道の脇に巨大なビュートが次々と現れます
各ポイントには駐車スペースがあり、車を停めて歩けます。
セダンからジープまで、いろいろな車が走っています
季節で開放時間が変わります(目安:冬季10〜4月は8:00〜17:00・最終入場14:30、夏季5〜9月は8:00〜19:00・最終入場16:30)。最新の時間・料金は公式で確認してください。
順路の紹介(反時計回りが効率的)
ザ・ビューホテルでもらった地図をもとにしたルートです。反時計回りで回ると効率的。全周17マイル・2時間半が公式の目安ですが、車を降りて散策するともっとかかります。
- Visitor Center(スタート/ゴール地点)
- Mittens and Merrick Butte … 3つの岩山が間近に見られます
- Three Sisters … スリー・シスターズの一番のビューポイント
- John Ford’s Point … 絶対に訪れたい定番スポット
- The Hub … 背後のレインゴッド・ビュートの壁にある巨大な穴(直径20mほど)が圧巻
- Totem Pole … 遠くにトーテムポール状の柱が見えます
- Sand Springs and Cube … トーテムポールに加え、サイコロ型の岩が面白い
- Artist’s Point … 絶景。こちらもぜひ訪れたい
- North Window … 駐車場から少し散策できます
- The Thumb … 確かに親指っぽい。通りすがりに眺める程度で
各ポイントの様子は、ビューポイントの記事で紹介しています。
運転の注意点
乗用車でも、慎重に運転すれば走破可能
車高の低い車は要注意。砂地が多いものの、所々で岩がむき出しになっており、不用意に走ると車体の底を擦ります。
スピードを出さない・車間を空ける
前の車が巻き上げる砂煙で視界がなくなることがあります。車間は十分すぎるほど空けましょう。
路肩に不用意に侵入しない
砂の粒子が非常に細かく、運転中もハンドルを取られます。タイヤが空転するとスタックして抜け出すのは至難。停めるなら、車が停まった跡のある場所を選びましょう。
砂塵対策は絶対に必要!
とにかく砂がすごいです。乾いた日は、前の車が巻き上げる砂煙だけでなく、車を降りて歩くだけでも細かい赤砂が舞います。とくにナバホ族が運行するオープンカー(窓のない幌付きトラック)ツアーに参加すると、尋常でない量の赤砂を全身に浴びることになります。
- サングラス/ゴーグル(目を守る)
- マスクやスカーフ(口・鼻を覆う。バンダナでもOK)
- カメラの防塵対策(レンズ交換は避け、こまめに拭く・袋に入れる)
- 髪や服にも砂が入り込むので、帽子やウインドブレーカーがあると安心
これらは「あると便利」ではなく、ほぼ必須の装備だと思っておきましょう。
乾いた日は、これだけの細かい赤砂が一面に。歩くだけでも舞い上がります
スバル・インプレッサ、本領発揮
長距離の旅は自家用車のスバル・インプレッサで。AWDは砂道でもしっかり走り、未舗装のバレー・ドライブでも頼もしい走りでした。ただし車高が低いので、ある場所で高低差を回避しきれず、一度だけ車体の外側の底を擦ってしまいました(フレームだけで大事には至らず)。走破後は、細かい赤い砂が車にびっしり——悪路を越えた勲章です。
晴れて道が乾いていたこともあり、RVやジープに混じってセダンタイプの車もそれなりに走っていました。
AWDが本領発揮。砂道もしっかり走れました
走り終えると、車は赤い砂まみれ。これも悪路を越えた勲章です