ザイオン国立公園を訪れる前に押さえておきたい、行き方・入園料・シャトルバス・宿泊・天気をまとめました。料金やシャトルの運用は2026年の最新情報に更新しています。
行き方(ラスベガスから車で約2時間半)
車での所要時間の目安は、ラスベガスから約2時間半、ロサンゼルスから6時間強。ラスベガスからは I-15 を北上し、セントジョージ(St. George)を抜けたら State Hwy 9 へ右折。あとはひたすら State Hwy 9 を辿ると公園入口に到着します。
ラスベガスからアンテロープ・キャニオンのあるペイジを目指す場合の通り道にもできるので、グランド・サークルの旅のルートに気軽に組み込めます。

冬は雪化粧した岩山を見ながらのドライブに
入園料
入園料は車1台につき$35。7日間有効で、期間内の出入りは自由です。
| 区分 | 料金(7日間) |
|---|---|
| 車1台 | $35 |
| バイク | $30 |
| 個人(徒歩・自転車) | $20 |
非居住者は1人$100の追加料金に注意
2026年1月1日から、アメリカ非居住者がザイオンを含む人気11公園に入る場合、通常の入園料に加えて16歳以上1人あたり$100の追加料金がかかるようになりました。複数の国立公園を回るなら、非居住者向けの年間パス($250/車1台分をカバー)のほうが割安になることが多いです。最新の料金・対象は公式で確認してください。
シャトルバス(春〜秋は渓谷をマイカーで走れません)
ザイオンで一番注意したいのがシャトルバスです。おおむね3月〜11月のシーズン中は、渓谷の奥へ続く「ザイオン・キャニオン・シーニック・ドライブ」を自家用車では走れません(ザイオン・ロッジ宿泊者など一部例外あり)。そのかわり無料のシャトルバスが各見どころを巡回します。
エンジェルス・ランディングやナローズといった人気スポットへは、このシャトルでアクセスします。冬の閑散期はマイカーで渓谷に入れる時期もあります。運行期間は年によって変わるので、訪問前に公式で確認しましょう。
天気・服装
渓谷なので日中でも影になる場所が多く、体感は涼しめ。夏でも水辺は心地よく、秋から冬は朝晩がぐっと冷え込みます。11月後半でも朝は氷が張るほどでした。冬は雪化粧した赤い岩壁という、また違った美しさも楽しめます。
宿泊・ホテル
Zion Lodge(園内唯一の宿)
公園内に建つ唯一の宿で、ロケーション・サービス・雰囲気のすべてが良い人気ロッジ。渓谷の森の中にあり、野生の鹿や七面鳥が普通にまわりにいます。レストランやお土産屋もあるので、泊まらなくても休憩場所として使えます。ハイシーズンは1年前から埋まるほどの人気なので、狙うなら秋〜冬が比較的取りやすいです。
ロビーも雰囲気が良いです
暖炉付きの部屋
赤い岩壁に囲まれたロッジの敷地
園内が取れない場合は、公園の玄関口スプリングデール(Springdale)や、セントジョージ(St. George)周辺にも宿が揃っています。
Petty Ranch Inn(旧 Pioneer Lodge/スプリングデールの手頃な宿)
園内の Zion Lodge が高いときに利用したのが、玄関口スプリングデールにある宿。当時は Pioneer Lodge という名前で、オフシーズンの冬は1泊1部屋$70ほどと手頃。宿は綺麗で設備も文句なし、オーナーが親切で周辺情報をいろいろ教えてくれました。
なおこの宿はその後改装され、現在は Petty Ranch Inn という名前に変わっています(場所は同じスプリングデール、公園の南入口まで車で約5分)。プールやレストランも備えた宿になっています。最新の料金・空室は公式サイトで確認してください。
うれしかったのが星空。宿から車でわずか10分ほどの公園入口付近まで行くと、降るような満天の星空を楽しめました(ザイオンは光害が少なく星がよく見えます)。
ロッジの上に広がる満天の星空

長時間露光で捉えた星の軌跡(スタートレイル)
冬に訪れるときの注意と装備
冬のザイオンは雪化粧した赤い岩壁が美しく、オフシーズンで宿も安め。一方で冬の嵐による積雪・凍結・通行止めのリスクがあります。訪問直前まで天気と道路状況を確認し、無理のない計画を。
雪道・凍結区間を歩くなら、防水のトレッキングシューズと、手軽な滑り止め(アイゼン/チェーンスパイク)があると安心です。登山用の重装備までは不要で、トレッキング向けのもので十分でした。