ブライス・キャニオン国立公園(Bryce Canyon National Park)を訪れたら、ぜひ立ち寄りたいビューポイントを紹介します。どこも季節を問わずアクセス可能で、トレイルを歩かなくても展望台に立つだけで十分に魅力を堪能できます。
ただし、公園全体が海抜2500mほどの高所にあるため、少し空気が薄いです。歩くときは体調に気をつけてください。なお、ここで紹介する展望台はいずれも園の北側に集まっており、4月中旬〜10月中旬は無料シャトルでも巡れます(運行期間や園内の回り方は行き方の記事を参照)。
ブライス・ポイント(Bryce Point)
公園のなかでも一番高い位置(海抜2540m)にある展望台。ここは渓谷全体を見渡せる屈指のポイントなので、絶対に訪れることをおすすめします。 私が最初に立ったのがここで、あまりの美しさに鳥肌が立ちました。

渓谷全体を見渡せるブライス・ポイント
インスピレーション・ポイント(Inspiration Point)
冬の日の出がいちばん美しいと言われる展望台。実際、宿泊したルビーズ・イン(Best Western Plus Ruby’s Inn)のフロントでも「冬はサンライズ・ポイントよりインスピレーション・ポイントのほうがきれいですよ」と勧められましたし、旅の途中で出会った地元の写真家も同じく推していました。太陽は右手から昇り、正面から左下に見下ろす尖塔群が、陽に照らされて少しずつ色を変えていく様子は、まさに幻想的です。
実際に冬の日の出を狙ったときの体験は、冬ガイドの記事でくわしく紹介しています。

日が昇ると一気にオレンジ色に輝きだす尖塔群
サンセット・ポイント(Sunset Point)
駐車場からすぐに大パノラマが楽しめる人気の展望台。名前のとおり夕日を期待したのですが、秋から冬にかけては太陽がポイントの右後方に低く沈むため、目の前の尖塔群が早い時間から影になってしまいます。この時期はむしろ、日の出を眺めるのに向いているかもしれません。
そして、谷底へ下りるナバホ・ループトレイル(Navajo Loop Trail)の出発点もここ。時間がなくても少しだけ下りてみると、尖塔を見上げるまったく違う景色に出会えます(トレイルの詳細は下記の記事へ)。
サンライズ・ポイント(Sunrise Point)
ビジターセンターから一番近い展望台。名前のとおり日の出を見るのに適したポイントとされています(私はまだ朝日のタイミングでは訪れていません)。アクセスがよいので、最初の一歩に立ち寄りやすい場所です。
まとめ
ブライス・キャニオンの展望台は、ブライス・ポイントで全景、インスピレーション・ポイントで日の出、サンセット・ポイントでトレイルへの入り口と、それぞれ役割が違います。高地で空気が薄いので、のんびり呼吸を整えながら絶景を楽しんでください。