デスバレーは、アメリカでもっとも暑く・もっとも乾燥し・もっとも海抜が低い、まるで別の惑星に迷い込んだような国立公園です。とにかく広大で見どころが点在しているため、効率よく巡る順番を知っておくと満足度が大きく変わります。
このページでは、ラスベガス発着の王道1日ドライブルートと、デスバレーが舞台になった映画「スター・ウォーズ」のロケ地めぐりをまとめます。各スポットの詳しい紹介は定番の見どころもどうぞ。
ラスベガス発着・王道ドライブルート
ラスベガスからデスバレー中心部(ファーニス・クリーク)までは片道およそ2時間10分。往復+園内移動で、走行は合計5〜6時間ほどが目安です。下記は、南から北へ抜ける「一筆書き」で効率よく回る順番です。
- ダンテス・ビュー(道中の展望台)|ラスベガスから来て最初に立ち寄れる山上の展望台。眼下にバッドウォーター盆地を見下ろせます。
- ザブリスキー・ポイント|ダンテス・ビューから中心部へ下る途中。黄金の山ひだが美しい絶景。
- バッドウォーター・ベースン|いったん中心部を通り過ぎて南下。海抜下86mの真っ白な塩原を歩きます。
- アーティスト・パレット|帰り(北上)に一方通行のアーティスト・ドライブ経由で。
- ゴールデン・キャニオン|中心部の手前にある人気の峡谷トレイル。少し歩いて映画の雰囲気を。
- メスキート・フラット砂丘|中心部から北西へ約30分。夕方や早朝がもっとも美しい。
帰りは砂丘近くのストーブパイプ・ウェルズから公園を北へ抜け、US-95号線経由でラスベガスへ戻る北側ルート(約2時間25分)が効率的です。
谷の向こうに雪をかぶったパナミント山脈
スター・ウォーズのロケ地めぐり
デスバレーは、映画「スター・ウォーズ」エピソード4『新たなる希望』で、主人公ルークの故郷である砂漠の惑星タトゥイーンのシーン撮影地として使われました。砂丘・塩原・峡谷が近接しているため、過酷なタトゥイーンの環境を再現するのにうってつけだったそうです。主なロケ地は、いずれも車でアクセスしやすい場所にあります。
- ゴールデン・キャニオン:R2-D2がジャワ族に捕まる場面や、タスケン・レイダー(砂漠の民)が現れる場面など。
- ダンテス・ビュー:オビ=ワン、ルーク、C-3PO、R2-D2が宇宙港の街「モス・アイズリー」を見下ろす象徴的なシーンの背景。
- メスキート・フラット砂丘:C-3POとR2-D2が脱出ポッドで降り立ったあと、けんかして二手に分かれて歩く広大な砂漠。
- アーティスト・パレット:ジャワ族の巨大な移動要塞サンドクローラーが登場する場面の背景に。
C-3POとR2-D2が歩いたような、広大な砂丘
観光のヒントと注意点
- ベストシーズンは冬〜春(11〜3月ごろ)。夏は50℃を超え非常に危険です。
- 園内は広大で、スマートフォンはほぼ圏外。大量の飲料水と十分なガソリンを必ず用意して向かいましょう。
- 公式情報の確認や入園料の支払いは、中心部のファーニス・クリーク・ビジターセンターを最初に訪れると便利です(詳しくは旅の準備へ)。
絶景を独り占めできるベンチ。朝夕は冷えるので一枚羽織って
さらにディープに楽しむなら
時間と装備に余裕があれば、「ひとりでに動く石」で有名なレーストラック・プラヤなど、上級者向けのスポットもあります。
デスバレーのディープな見どころ|デビルズゴルフコース・ナチュラルブリッジ・レーストラック